ベッドをキレイに整え高原を寝かせ、きっと高原はバレたくはないだろうと目が覚ますまでに片付けた。

何か作ろうかとキッチンに向かったが、綺麗すぎるキッチンとまな板と包丁しかない。

何が出来るやろうかと悩んでいると寝室から小さい物音が聞こえ高原が目が覚ましたのだろうと扉を開けた。

高原は怯えきっていた。

俺やとわかった高原の安堵の空気が伝わった。