今日の高原は、いつもに増してダルそうな顔をしていた。
やっぱり熱があったみたいでぶっ倒れた。

保健室に連れていこうかと運ぼうとしたら、村上君が予想していたのか

「高原の住所書いてあるから看病してやれ。
鍵は財布に入れてるみたいだから」

何でも知ってる村上君に嫉妬した。
俺には話してくれない事も村上君には話している。

腹が立つ。