無法地帯の君

「まだ熱あんねんからベッドで寝てなあかんで」

いつもと変わりない優しい声に学校にいた時の不機嫌は何だったのかと疑問を抱いた。

「何で…家…」

藤原がベッドまで運んでくれたんだろう。
この汚い家に入らしたくはなかった。

「…村上君が教えてくれてん」

「村上が…」