無法地帯の君

「お前、デカいな!」

言うことそれ。
こいつ何なん…。

「く、口の端、怪我してる」

「え?あぁ…、ほっといたら治るから」

「あかん。バイ菌入ったらどないするん?」

絶対に関わるまいと思っていた。
なのに、口が勝手に動いてた。腕を取って、こいつを引っ張ってた。