闇夜のレクイエム



「…お前が欲しい…ジュナ」



こんなにも胸が
熱くなったのは初めてだ


素直に嬉しい…
でも……




「私などロイ様に
相応しくありませんので」



そう言ってジュナは微笑む




「お似合いよ?」



王妃は残念そうに
ジュナを見つめる