「いえいえ…私は何も…」 「そういう訳にはいかない」 ジュナの言葉を ロイが遮る 「俺の妻になってくれ」 ロイの言葉にジュナや 国王、王妃までもが 目を見開く 「ロイが…珍しいな 女は遊びなどと 言っておったのに」 国王は嬉しそうに笑う 「えぇ…ロイの口から 妻という言葉が 聞けるなんて…」 王妃は感激したように ロイを見つめる .