ジュナは先程の
出来事を簡単に話した



「されたのか!?」


ナルはものすごい
血相でジュナの肩を掴む




ジュナは無言で
首を振った





「…………………」



ナルは不機嫌そうに
ジュナに上着を被せ
抱き上げた




「…………ナル…?」


ジュナは不安げに
ナルを見上げる





「許さない……
そいつぶっ飛ばす」



ナルはジュナを抱えて
歩き出した