「おまえ………は…
リラ一族………
生きていたのか」




ガディス公は
そう言って後ずさる








「あなたに最高の
子守唄を……」







あたしは両手を
祈るように合わせた









「まて………話せばわかる」






今更話しなど…









あたしには無い