「空間移動のゲートです」

男の言葉に目を見開く



「空間…あなた空間を
操れるの?」



ジュナの言葉に
男は頷いた




「私はホメロン一族
空間や時空を統べる者」




嘘よ…こんなにも
神の一族が存続
していたなんて…





「さぁこちらへ」


男の言葉にジュナは
首を振る



「離して!!ナル!!」


ジュナは手を伸ばす




「ジュナ!!!」


ナルと手が触れ合う
直前、ジュナは暗闇に
墜ちていった