ジュナは森を抜けて
寒い雪の積もる
北の地方を走っていた



あたしはアユラやジディ、
太陽の民のみんなと
お別れをした



悲しいげど…
寂しいけどまた会えるもの



「寒いわね…カノン
頑張って」




ジュナはそう言って
綱を握り締めた