『君は戦闘カーニバルにおいて非常に邪魔な存在だ。ミクヤとジャダックも邪魔な存在である。だからキルザに任したものの失敗した…だから我が君をまず排除する』

にこりと笑い、俺に向けて剣を向けた。これは剣には剣で対抗し闘わなくてはいけないな。

俺は剣を抜き出して小型機関銃をしまった。

『さすが物わかりがある人だ…』

「人間を甘く見るな…」

唸るように俺は吐き捨てて走り出した。ラフォーレは俺から距離を置くように走り出した。

どうこいつとの距離を縮めればいいだろうか。まずはラフォーレの戦い方を見なくてはならない。
わざと当たりにいくか…。

ニィと不気味に笑う俺を見てラフォーレは少し怪訝な顔をした。