『グアアアァッ!』

「来た…」

私は小さく呟き、起き上がって急いで戦闘に入る準備をし始めた。
もうこの廃墟もそろそろ使えなくなるだろう…だからはやく今日は移動して戦いに浸ろう。
準備が整い、テントから出るとそこには準備万端のカイトとジャダックがいた。

「おはよう、ミクヤ」

「…カイト…おはよう」

私はにっこり笑いながら言った。そして荷物をつめた鞄を床におき、テントをたたみ始めた。

「考えてることは一緒だな」

「だね…そろそろ使えなくなる…敵も増えてきたし」

たたみおわり、カプセルにしまいこんだ。