落ち着いてください、キルザ。
キルザという私はその程度で我を見失うような野暮な神ではありません。

とりあえず落ち着くのです、キルザ。
私はこれからあの二人に対抗し闘っていくためにはまだまだ強くならなくてはいけないみたいですね。

「…楽しみですね」

暗くネオンで薄く照らされた部屋でうっすらと私は密やかに微笑んだ。