「ミクヤ!大丈夫か?!」 私は力なく頷いた。もうさっきの敵との戦いで疲れてしまっていた。 カイトは鞄からあの怪物の頭部の中にいたももんがをつかみ出した。 「え…あ…あのももんが…?」 「ああ。どうやら人間からももんがにされたらしい」 一瞬呆然としてしまったがすぐに冷静になり、カイトに聞くことしにた。 「…誰に?」 「さっき君が戦っていた女がおいらをももんがにしやがったんだ」