よくわからないが、とりあえずこいつを連れてミクヤの元に行くか。 俺は殺した人間の鞄や武器を取って屋上に戻ることにした。 ―‐ 「そぉらっ!」 弾が切れてしまって剣で対抗するしかない。しにしてもこんな化け物、傷ついてもいたがる様子もない。 「どうしました?その程度で?」 明らかにバカにしている、私を…。 「黙ってなっ!」 ガッと鈍い音が響いた。 私はキルザの後ろを見た。そこには機関銃を肩に軽々しく乗せて勝ち誇った表情のカイトがいた。