冷機関銃のスイッチを入れ、キルザに当たるように素早く調整した。
ギルザはお構い無しにこちらに襲いかかってきた。
あの鋭く三日月のように尖った鎌で私を間違いなく殺しに。

「セット…」

「クス…間に合いますでしょうかね?」

間に合うよバカ神が。
思わず暴言に近い言葉で言ってしまったが、内心だ。別に良いか。

物凄い早さでキルザはこちらに走ってきて鎌を振り落としてきた、が私は素早くよけた。
そして避けたと同時に引金を引いた。


『ガダァッンッッ』


冷気が氷の塊の回りにまとってキルザの元に発射された。