「でも陸、可愛いぢゃん。 ほんっと、お母さん子だよね。」 やっと笑いが止まって、こっちに戻ってきた優花が涙を拭きながら言った。 「それだけじゃないから。(-.-;) 幼稚園でも、先生に『恋せなあかんでぇ』とか『チューは、心を穏やかにするもんやでぇ~』とか、 太一さんの言葉を丸暗記して、喋るからさぁ…(;_;)。」 「…プププ。何何何ウケるぅ~」 またも、あっちの世界に行ってしまった。 そんなウケるか 恥ずいだけぢゃん。