抱きしめた衝撃で、落としたケーキの箱を拾った。 『あ~あ…此処のケーキ美味しいって評判なのに…。(>_<)』 「可愛い息子に、妻命な旦那を持つ主婦の行動ぢゃないでしょうが。」 「すまん…(ToT)」 お皿とフォークを並べて、恐る恐る箱を開けた。 ガクッ……(>_<) モンブランが… 苺のショートケーキが… フルーツたっぷりケーキが… 見事に崩れていた。 私のバカ…(ノ_・。) 「あ~あ。こりゃ酷いね。」 「ごめん…。」