さあ、本番。 バージンロードを歩く手筈の私。 隣に立つはお父さん。 ドレスの中でヒールの高い白い靴なんてのを履いていたもので、歩きづらいこと、歩きづらいこと。 お父さんってば、そんなのお構い無しに颯爽と歩いて行く。 参りましたね、ヒョコヒョコとついて行く私が一応、いや多分…主人公なんですがね。