介添えさんがドレスの裾を持ってくれて、親族控え室へと促してくれた。 彼は緊張しまくって、私は笑顔がいっぱい。 これから始まる結婚式に披露宴。 きっと心に残るものとなるだろう。 彼と私とで決めたんだから。 準備は本当に大変だったけど、無事、この日を迎えられたことを感謝しています。 お父さんに。 お母さんに。 彼のご両親に。 そして……隣にいる、貴方に……ね。