【From 煉】
【Sub 無題】
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今日はお疲れ
教えた所は全部オレのかけたヤ
マだからしっかり復習しとけ
半分は点取れる筈だ
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煉らしい内容に顔が緩む。
でも何で私にここまでして呉れるのか全くわからない。
メール画面を閉じようと電源ボタンを押し掛けた所でスクロールバーが出ているのに気付いた。
きっと貶し言葉でも書いてるんだろう､そう思う間に進む画面のスクロール。
｢嘘……て事は私だけなの？｣
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～(略)～
オレの番号とアドレスは誰にも
特に女子には教えるなよ
お休み
-END-
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予想していたのとはかなりかけ離れていた文章に驚きと嬉しさ､そして優越感が同時に沸き上がる。
煉の事を好きな大勢の女子達から更に１歩リード出来た､そんなテスト１週間前。
