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「ん……朝、か……」
翌朝、雀の囀りと微かに差し込む朝日で私は目を覚ました。
持ち上げた身体はとても重くて気怠い。
何もする気は起きないものの、朝の遣るべき事を終わらせなきゃと着替えて洗面所へと向かう。
「うわ、酷い顔……」
洗面所の鏡に映る私の顔は、昨晩泣いたからか目が腫れていた。
ただでさえ不細工な顔が余計に不細工になっちゃってるよ、ウケる。
バシャバシャと冷たい水で顔を洗い、洗濯機を回してからリビングへ。
まだ煉は起きてないみたいで、目の前の空間はとても静か。
「朝御飯、作りますか……」
普段通りに2人分の朝食を作り、煉の分はラップをかけてキッチンに。
久し振りに1人で食べる朝食は何処か味気なくて、あまり美味しくなかった。
