「ご、ごめん!大丈夫小城さん!?」 「ええ」 あたしは慌てて小城さんを助け起こした。 小城さんはスカートを叩くとニコリと微笑んだ。 「そんなに慌ててどうしたの?」 「なっちゃんを探してて、いやあの、ほら、もうすぐ店番の時間なのにいなくなっちゃって」 他の女の子と一緒かもしれないから探しにいくとは言えず、あたしはとっさにごまかした。店番の時間が迫ってるのも本当だし。 「ああ、彼ならさっき裏庭で見かけたわよ」 「本当!!ありがとう!」 あたしは裏庭目指して走り出した。