放課後の空き教室で、あたしと花菜は合流し、互いの
成果を報告しあっていた。
「はあー、やっぱり目新しい情報はなしか~」
花菜が残業中のサラリーマンみたいに頭をかかえるとガリガリとかきむしった。
せっかくの美人が台無しだ。
しかし、あたし達は行き詰まっていた。
なっちゃん本人が固くなに否定してるし、現場を誰かが目撃したわけでもないから、いきなり停学にはならなかったけど、
でも、自宅謹慎になってしまったということは、先生達はなっちゃんを疑ってるってことで、
しかも状況証拠はなっちゃんが犯人だと告げている。
このままでは停学の処罰が下るのは時間の問題だ。
ここからは時間との勝負。
先生達が会議で処罰を決定する前に、なっちゃんの無実の証拠を見つけださなければならない。

