『わかった?あんたは可愛いの。入学式のときから、あんた目立ってたんだからね。
それに…なっちゃんや多賀城君があんたを選ぶ理由、あたしよくわかるよ。』
「え?」
『あかりは外見だけじゃなくて、心がとっても綺麗で強いから。
二人はあかりと接してるうちに、それに気づいたんだと思う。
きっと、それがすごく眩しくて、惹かれて、欲しくなったんだと思う。あたしも、そうだからさ』
「花菜…あたし、そんな」
『あーもう、そうやって自分を卑下しない。
あたしがそうだって言ったらそうなの!
親友の言葉が信じられない?』
「……ううん」
『よし!わかればいい。
あかりはもっと自分に自信を持ちなさい。』
「うん、ありがと花菜」
『あたしは事実を言っただけよ。』
そう言って花菜はあははと笑った。
うん、おかげでちょっぴり自分に自信がついたよ。
なにより、心が綺麗で強いって言ってくれたことが、嬉しかった。それがあなたの口から出たことが、すごく嬉しかった。
いつもあたしを見ていてくれる花菜が言ってくれる言葉だから、それが素直にあたしの中に溶け込んでいく。
ありがとう。

