「これってヤバいよね!?だ、誰か…!!」
あたしは慌てて周囲を見渡した。
しかし運の悪いことに誰もいない。
「誰か!!」
誰か助けを呼びにいかなくては!でも間に合わなかったら!?
いっそこのままあたしが飛び込んで大声で叫びまくればなんとかなるかも!?
ああ、どうしよう!!こうしている間にもさっきの女の子が…
そう思うといてもたってもいられなかった。
ガラッ!!!!
あたしは持てるかぎりの力で勢いよく扉を開けた。
震える足で精一杯踏ん張って、すぅーと息を吸い込んだ。
思いっきり叫んでやる!!
その時!まるで待ち構えていたかのように、誰かの手があたしの口をガバリと塞いだ。そして訳がわからず暴れるあたしを、そのまま体育館へと引きずり混んだ。

