「顔赤い~♪」

「うっさいな。」

あぁ、もう、なんか今日の俺はかっこわるすぎ!

どうせかっこわるいならもう我慢せずにいってしまおうか。

「他の男とあんま仲良くすんな。俺、ヤキモチやくみたいだから。」

そういって愛梨の手を引っ張る。
テクテクとついてくる愛梨をチラッとみると、すげぇ嬉しそうに微笑んでいたから。
俺は幸せを感じたんだ。


空を見上げれば、夕日が紅く染まっていて。
自然と笑みがこぼれた…



大切な君へ、いつまでもそばに…