俺は君の…

そりゃ、ものすごく驚いたけど、でも、これって、もしかして凄いチャンスじゃない！？
大輝君が私を助けてくれたなんて。



気がつけばペラペラと、まるで初めて会ったかのように大輝君に話しかける私。



だって、ずっとみてました。なんて、言えるわけないじゃない？



いづれは、大輝君に話してみようかな。
大輝君は驚くかな？




その後、せっかく一緒に学校行くチャンスだったのに離れちゃったり、教室で会えたのにまた転んじゃったりしたのは緊張してたからだよ？

あの日の事は全部全部、大輝君のせいなんだから…。