俺は、この町のヒーローになりたいな。 この人になら、相談できる、助けになってくれる。 この町に住む人々にとってそんな存在になりたい。 愛梨だけのヒーローだった俺に、この先も道は広がっていく。 そんな気がした。 愛梨は、念願のパティシエになり、毎日お菓子を作る日々。 お菓子を食べてくれた人達の笑顔が何よりも嬉しいと笑ってる。