光る道

「わかるよ… 誰かに必要とされてるって、すごく嬉しいもんね。
出産まで、何か分からない事あったら聞いて! 一応、プロですから。」




ちょっと胸を張りながら、言った。




「よろしくお願いします。助産師さん!」




彼女も笑いながら言った。






みんなで楽しく食事をし、そして二人は仲睦まじく、帰って行った。




薫も片付けを手伝ってくれた。




「ありがと。もう少しで終わるから、お風呂入って。」




私が彼に声をかけた。




「うーん… じゃあ、そうするか!」




薫が背伸びしながら、浴室へ向かう。




私も片付けた後、彼と入れ替わりにお風呂へ入る。






「夕希、こっち来て!」




髪を乾かしリビングへ戻ると、薫が手招きしてる。




「はい! おみやげ!」




彼のそばに座ると、小さな箱を渡された。




「開けてみ!」




言われるがまま、箱を開ける。




中には、赤い石のついたピアスが入っていた。




「うわっ、綺麗… ありがとう!」




喜ぶ私を見て、薫は満足そうに笑った。