「どうしていらっしゃったんですか」
「今レクの準備やってるって聞いて
ちょっと遊びに行ってやろうって」
「そうですか…でも、
申し訳ないのですがお引き取り下さい」
なぜ追い返すのだろう。
質問する気はないのだろうか。
「今、本当に忙しいので。
先輩に作業を手伝わせることは
少し気が引けるというか」
「大丈夫大丈夫、俺が会長に代わって
指示とか出してやるから、安心だろ?」
それは小川会長にとって
かなり腹の立つ言葉だった。
1人で全て計画を立て、
その通りに今まで実行してきた。
それが今狂うということは
真面目な会長のことだ、
きっと明日からの計画を
徹夜で書き直してくるだろう。
そして静かな声で、はっきりと。
「やめてください」
しかし、元会長はそれでは折れない。
小川会長の痛いところを突いてきた。
「だってさ、今休みねぇんだろ?
部活行きたい奴もいるはずだ。
その気持ちを会長はどうすんだ?」
表情がこわばる小川会長。
そしてとどめの一撃。
「俺が会長やってた時は
5人全員週1で休み取ってたぜ?」
「今レクの準備やってるって聞いて
ちょっと遊びに行ってやろうって」
「そうですか…でも、
申し訳ないのですがお引き取り下さい」
なぜ追い返すのだろう。
質問する気はないのだろうか。
「今、本当に忙しいので。
先輩に作業を手伝わせることは
少し気が引けるというか」
「大丈夫大丈夫、俺が会長に代わって
指示とか出してやるから、安心だろ?」
それは小川会長にとって
かなり腹の立つ言葉だった。
1人で全て計画を立て、
その通りに今まで実行してきた。
それが今狂うということは
真面目な会長のことだ、
きっと明日からの計画を
徹夜で書き直してくるだろう。
そして静かな声で、はっきりと。
「やめてください」
しかし、元会長はそれでは折れない。
小川会長の痛いところを突いてきた。
「だってさ、今休みねぇんだろ?
部活行きたい奴もいるはずだ。
その気持ちを会長はどうすんだ?」
表情がこわばる小川会長。
そしてとどめの一撃。
「俺が会長やってた時は
5人全員週1で休み取ってたぜ?」


