「んじゃ、俺たちも部屋で休むか。いや〜、疲れたぜ。」


永倉さんが言いながら部屋へ行こうとした時・・・


ビュンッ


土方さんが永倉さんの目の前に木刀を振り下ろした。


「副・・・長?」


永倉さんは顔を真っ青にして立ち止まり、土方さんの方を向いた。


「おい・・・誰がてめぇらに休んでいいと言った?」


土方さんは殺気を漂わせながら永倉さんを睨んだ。


「おめぇら!大阪で問題起こしやがって!近藤さんの顔に泥を塗りやがって。今から屯所周りを走れ!」


「「「え〜!」」」


バンッ


「何か文句でもあんのか?ああん?」


「「「走ってきます!」」」





そうして今に至るのだった。