きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜

〜土方side〜



「何であんな事言っちまったんだろうな・・・」


俺は華の寝顔を見ながら呟いた。


「俺が守ってやる」なんて考えてもなかった。


ただ、華の泣いてる姿を見たら「俺が守ってやりたい」って思っちまったんだ。


「間に合ってよかった。」


安心して眠る華の顔を見ながら、俺は心底そう思った・・・



〜土方side・END〜