きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜

「年も近いんだし、敬語使わないで下さいよ。それに沖田さんではなく総司と呼んで下さい。」


にっこりと笑いながら沖田さんは言う。


「えっ!?でも・・・」



「いいから。せっかくなんだし仲良くなりたいんですよ。」


「じゃあ、遠慮なく。」


私は沖田さんの提案に従う事にした。



「じゃあ、沖田さん・・・じゃなかった総司も私に敬語使わないでよ。」


「私の敬語は癖なんですよ。だから私は敬語のままでいいんです。」


「え〜。なにそれ。」



私たちは笑いながら他愛ない話をした。