きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜

頼んだ物がきた瞬間、沖田さんの目はキラキラと輝きだした。


「さ、お華さん。冷めないうちに食べなさい。」


あらら。

沖田さんてば、甘い物がきた瞬間、機嫌が直ってる。


沖田さんてなんだか子供みたいだな。


「はい。それじゃいただきますね。」


私はクスクスと笑いながらぜんざいを食べ始めた。



「そうだ、お華さん?」


「はい?」


沖田さんに呼ばれたので、私はぜんざいを食べる手を止めて、顔を上げた。