きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜

「沖田さん、お待たせしました。」



私は沖田さんの元へ朝ご飯を持って行った。



「ありがとうございます。いただきます。」



丁寧に手を合わせて沖田さんはご飯を食べ始めた。



「そうだ。お華さん、今日はこの後、お時間はありませんか?」


沖田さんは箸を止めて、私の顔を見る。



「今日ですか?そうですねぇ・・・今日は洗濯物も少ないですし、すぐ終わるので、少しなら大丈夫ですよ。」



私は今日の仕事を考えながら沖田さんに答えた。



「そうですか。では、私に少しお時間をいただけませんか?お華さんを連れて行きたい所があるのです。」


「えっ?どこに行くんですか?」