きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜

〜土方side〜



「くくっ。」



宴会場に戻る途中、俺は真っ赤になった華の顔を思い出して、一人思い出し笑いをしていた。


「あんな女、久しぶりに見たな。」



そう。俺の周りにいる女は化粧臭くて俺に媚びを売るような女ばっかりだ。



まぁ、色々と楽しむ分には申し分ねぇけどな。



だから華のような女は新鮮だ。



「あいつ、何だか危なっかしそうだしな。」



俺がちゃんと見といてやらんとな。


「特に芹沢さんには会わせないようにしねぇとな・・・」


俺はため息を付きながら宴会場へと戻った。




〜土方side・END〜