きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜

「私は・・・土方さんは間違っていないと思います!」


私は一番言いたかったことを言った。


「華・・・?」


正直に言えば、私にも何が正しいのか分からない・・・


でも、私は土方さんを信じ、着いていこうと決めた。


「正直に言えば、私にも何が正しい道なのか分かりません・・・でも、私は土方さんを信じています。土方さんに着いていこうと決めました。」


土方さんは黙って私の話を聞いていた。


「近藤さんも、総司も他の皆も土方さんを信じています。だから、土方さんが迷わないで下さい!」


ギュッ


「土方さん?」


私は土方さんに抱き締められていた。