土方さんに話があると言われた・・・


私と土方さんは同じ部屋ではあるけど、ほとんど夜に話をすることはない。


「話って何だろ・・・」


そう呟いた後、忙しい土方さんを待たせてはいけないと思い、急いで洗い物を済ませた。








「土方さん、失礼します。」


土方さんの部屋は私の部屋でもあるけど、私は居候させてもらってる身なので、部屋に入る時は一声かけてから入るようにしている。


「おう。お疲れ。」


私が部屋に戻ってきて、声をかけると土方さんはいつも「お疲れ」と言ってくれる。


そんな一言がすごく嬉しくて、どんどん土方さんを好きになっていく・・・


「話って何でしょうか?」


私は机に向かう土方さんの背中に声をかけた。