自分の部屋へ戻る途中、夕飯の準備をする華を見かけた。


「華。」


俺はある程度、準備も終わり落ち着いているのを確認して華を呼んだ。


「はい?」


くるりとこちらを振り返り、華が答えた。


「夜、話があるんだがいいか?全ての仕事が終わって寝る前の少しの時間で構わねぇ。」


「分かりました。夕飯が終われば洗い物だけなので、すぐに戻りますね。」


華がニッコリと笑いながら言った。


「ああ。大したことじゃねぇんだが・・・まぁ、後でな。」


俺はそう言うと、夕飯の時間まで残りの仕事を片付けるため、部屋へと戻った。

〜土方side・END〜