「華くんを隊士にするのか?」
そう。
俺は新たに『救護班』を作った。
華には救護班の責任者になってもらうつもりだ。
「ああ。だが、何も戦場に出そうってんじゃねぇ。」
そう言いながら、俺の考えを近藤さんに伝える。
「実際、華は今まで怪我をした隊士たちの手当をしてくれていただろう?女中の仕事もしてくれてる。正式に松平公から市中取締りの下命も受けたんだ。隊士にした方がきちんと仕事にみあった給金も出せるだろ。」
華は女中の他にも怪我をした隊士たちの手当なんかもしてくれてる。
今の給金じゃ足りないぐらいの働きだ。
「それに、ただの女中と幹部連中が一緒に居すぎるのは問題ありだが、隊士なら問題ねぇだろ。」
うちの幹部連中は何かってぇと華に近付きたがるからな。
「そうか・・・では、華くんの事はトシに任せる。」
俺の説明に近藤さんは納得してくれたようだ。
「ああ。華には俺から伝えておく。どうせ部屋も同じだしな。・・・・・・近藤さんは早く覚悟を決めてくれ。」
俺はそれだけ言うと近藤さんの部屋を出た。
そう。
俺は新たに『救護班』を作った。
華には救護班の責任者になってもらうつもりだ。
「ああ。だが、何も戦場に出そうってんじゃねぇ。」
そう言いながら、俺の考えを近藤さんに伝える。
「実際、華は今まで怪我をした隊士たちの手当をしてくれていただろう?女中の仕事もしてくれてる。正式に松平公から市中取締りの下命も受けたんだ。隊士にした方がきちんと仕事にみあった給金も出せるだろ。」
華は女中の他にも怪我をした隊士たちの手当なんかもしてくれてる。
今の給金じゃ足りないぐらいの働きだ。
「それに、ただの女中と幹部連中が一緒に居すぎるのは問題ありだが、隊士なら問題ねぇだろ。」
うちの幹部連中は何かってぇと華に近付きたがるからな。
「そうか・・・では、華くんの事はトシに任せる。」
俺の説明に近藤さんは納得してくれたようだ。
「ああ。華には俺から伝えておく。どうせ部屋も同じだしな。・・・・・・近藤さんは早く覚悟を決めてくれ。」
俺はそれだけ言うと近藤さんの部屋を出た。
