裏口で待っていると藤原君が来た・
『あ!藤原くん!』
『ごめん!待った?』
『待ってないけど・・・それより何?』
『あのさ、これ桜井さんのじゃない?』
そう言って藤原くんの手の中に乗せて見せているのは
圭くんからもらったクローバーのネックレスだった。
『・・っ!どうしてそれを?持ってるん?』
すると普通に
『倉庫に落ちてたから預かっといた。』
なんかビックリしすぎて声が出ない!
『これいる?』
『いるよっ!返して?』
すると
『条件がある!』
『一回だけ俺とデートしてくれたら返してやるよ!』
『はぁ?』
思わず口調が強くなる・・
何をいっているんだろうかこの人は・・・・
『俺実は会った時から好きやってん!
まったく気づいてなかったと思うけど・・・』
さらにあたしは
『はぁ??何言ってるん?冗談キツイわ!』
とちょっと信じられないことに驚いた。
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