するとしばらく運転をしながら聞いていた圭くんは・・・
『そうか・・・』
そうポツリといった。
『なんで?怒らへんの?嫌いになれへんの?怒ってよ?』
その反応に戸惑って圭くんに泣きながら聞いた。
『怒ったところで出てくるん?
出てけぇへんやろ?
まぁショックはショックやったけど。
ちゃんと言ってくれたし・・・
もういいよ!』
『なんで?もっと・・・・怒ってよ!優しすぎる・・・っよ』
『次から気をつけたらいい!』
泣きじゃくっているあたしにフワッと
圭くんの香りがした
抱きしめられてる・・・
そのことが余計に涙を誘った。
ありがとう!ごめん!
あたしは一言、そう言った。
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