次の日。。。
いつもより早めに学校を出てバイトに向かった。
ロッカーにもなかったし、事務所にもない・・・
気が遠くなりそうだった。
昨日は商品の倉庫にいたからそこかも!って思って行っても・・・
無かった。
あきらめて言うしかないんかなって思った。
〜〜〜〜〜
その日の夜、今日は奈美はバイトじゃなかったから
圭くんが車で迎えに来てくれた。
『お疲れ!』
『お疲れ様!』
いつものようにしたつもりだったけど、
圭くんには敵わない・・・
『どうしたん?なんか元気無くない?なんかあったん?』
さりげない優しさに思わず無言になる・・・
『―っ・・・』
そして、意を決して言った。
『何聞いても怒らへん?』
『?何どんなこと?』
『実はさ。。。。
バイト中に・・・
圭くんからもらったネックレスっ・・・
落してし・・まってん・・・』
途中で涙があふれて上手く言えない。
圭くんの顔を見るのが怖かった。
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