俺は、何を見てたんやろう・・・こんなにもそばにおって、彼女の痛みに気付いてあげられへんとか



最悪やろ・・・・何してんねん!!




自分自身に腹が立ち、嫌気がさす。



そして、とどめをさす一言



『ごめん・・しばらく会えない−・・受験が終わったら連絡するから』




消え入りそうな声で言う紗彩




時間も気にせず、鍵を持って車に飛び込み、紗彩の家に向かった。





車の時間をみると、1時過ぎていた。。。






だけど、そんなん関係ない!今行かなければ、いけない気がした。





きっと、優しい紗彩だから、自分を責めて絶対連絡してこないだろうから!






支えになりたい!初めてそう思った。






こんな俺でも受け入れてくれるか?






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