ある日、電話でいつものように電話をかけた。





『もしもし?紗彩?頑張ってるか?』





いつものように何気なく聞いたつもりだった。





もっと、紗彩の気持ちを考えてやればよかった。




元気がないなぁって言うと





突然、ぶちまけ始めた。





『なんで?なんで頑張れって言うん?頑張ってるやん!これ以上どう頑張れって言うん?』




俺はビックリした・・・





『頑張れ』いつの間にかプレッシャーかけてたんやな・・・気づいてやれんくてごめんな!




続けて言った。




『休みの日会いたいけど、我慢してる。デートしたいけど我慢してる。もうゃだ。頑張りたくない!』







目が覚めた思いだった。







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