こんな私でもいいですか？

しばらくすると、
お店についた。


『やっさんの串かつ屋』


看板にそう書いてあった。
すごいなぁって
思った。

ガラガラ〜



『こんばんは！』
そう挨拶する圭くんに



『お〜やっとこさ来たなぁ！遅いねん！』


『すんません。彼女の紗彩です。』



いきなり紹介されたあたしは、少しパニック。


『あっ！桜井 紗彩です。宜しくお願いします。』



そういってお辞儀した。





『紗彩。大学の先輩だよ。山口 孝さん。奥さんの智恵(ちえ)さんだよ。』


『山口 孝です。宜しくね。さ、座って！いっぱい食べてね。』

『紗彩ちゃん。よく来たね。』と智恵さん



それから勉強は忘れて
沢山食べて沢山笑った。



すごく仲のいいご夫婦だと思った。


しばらくして、
圭くんが席を外した。


『ちょっと待ってて！』


すると、やっさんがやってきて、こう言った。





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