夕方頃、近くの公園で
待ち合わせた。



やっぱりあたしより早く来てる圭くん。


優しさを感じて嬉しくなった。



運転席から腕を伸ばして
助手席を開ける仕草にもドキドキする。


『よっ!久々やな!今日は大学ん時の先輩の店にいく。シートベルトしろよ。』

『うん。分かった。』





そういって、運転する横顔をちらちら見る。




『好き』で溢れそうになった。





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