圭くんは、
黙ってあたしの
話しを聞いてくれた。
しばらく沈黙が
あたしたちを包んだ。
『うん!分かった。俺、守るよ。
それでも、紗彩が好きだし、付き合いたい。
正直、そこまで考えてて、自分を持っててすごいと思った。
俺実はここまで、はまったのってそうないんだよな。
それに俺も話さないといけないことがある。
だけど、またいつか聞いて欲しい。
引かれるかもって言ったけど、むしろ逆!
益々惚れた。惚れ直した。
俺も好きだし、大切に思ってる。
今みたいになんでも
こうやって話して欲しい。
ありがとう。話してくれて。ねぇ、キスしたい。』
そういうと、
あたしの頬を両手で
包み、あたしに長い甘いキスをした。
『ん‥っ‥ふっ‥』
舌が入ってきて、
お互いが《好き》を
伝えるかのようなキス
星空たくさんの下で、
しばらく抱き合っていた。
.