花火は、
花火大会だけあって
ものすごい数があげられた。


しばらく沈黙のまま、
見続ける俺ら。



最後は本間にすごかった!



そして、9時まわってたから



『さて!帰るか!』と腰を上げ、帰ろうとすると



後ろから小さい紗彩がギュッて抱きしめてきた。



俺は焦って、


『えっ‥』


て声を出してしまった。



すると紗彩は


『坂口さん‥





あたし





坂口さんのこと





す‥『ストップ!』』




俺は、とっさに、
ストップと言った。




まさか紗彩も同じ気持ちだったとはビックリした。



でも好きな女の子に告白はさせたくねーこれは俺のポリシー




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